4月6日に愛猫の小町が旅立ってから、最近やっと気持ちが落ち着いてきました。

少しずつ時系列で猫たちの画像をアルバムにまとめているのですが、小町の姿を目にするとまだ胸が痛みます。
小町は北海道のメロン農家で産まれた6匹兄妹でした。メスが3匹いた中の1匹が小町。その他の2匹のメスは現在も私の実家にいます。
群馬に移住が決まり、『姫』という名前の先住猫と共に輸送したのですが、いまだにそれがよかったのか自問自答しています。
たくさんの時間を一緒に過ごしてこれたけど、そのときの輸送は絶対辛かったはず。そして北海道に姉妹と共にいたら、もしかしたら今も体調崩すことがなかったかもしれない。
たくさんの『たられば』がよぎります。
体調を崩してから食欲が戻らず、スポイトでの強制給餌をして、顔や体を拭いていましたが、それもいまだに正解はわかりません。
食べて欲しい気持ちと、嫌なのにごめんねという気持ちの葛藤。そしていやでも覚悟しなければならない様子を目の当たりにする日々。
どこまでが治療でどこからがエゴなんでしょう。何度も思いました。
良い飼い主ではなかったと自分を責めました。でもそれすらもエゴかもしれません。
ただ言えるのは愛おしいこと、さびしいこと。失う悲しみがあるということは、私がそれだけたくさんの愛を小町からもらっていたということ。
他の猫を呼んだら必ず「にゃっ、にゃっ、にゃっ」と弾みながら駆け寄る甘えん坊なのにどこかクールで美しい猫でした。どこかジェーン・バーキンに似てたんですよ。
もっちりした脚が大好きでした。桃色の鼻が、くっきりした目が、大好きでした。
幾つになっても、別れには慣れないし、慣れたくないし、時間を私と共有させてくれた命と、真摯に向き合いたいと思います。

コメント
小町ちゃん。なにがあったのかわからないけど、がんばったね。
スポイトご飯美味しかったと思うよ。
今頃姫ちゃんと一緒かな?
少し落ち着きましたか?
悲しみになれることはないし、後から後から「あの時正しかったのか」って思うよね。
でもきっと、その時できたことが一番だったのかなと思う。
私もコタからたくさんの愛を教えてもらいました。
泣いてばかりだと「にゃ!!」って怒られちゃうかなとがんばっているところ。
くさなぎさんも体に気を付けて、たまにはドーンと休んでね。
ともさん、ありがとう。
小町は突然嘔吐が続いて食欲がなくなり、病院も行ったけどお薬も効かず、ずっとじっとするようになったの。
次男の入学式の前日、旅立ちました。明け方だったので看取れなかったよ。
私も子どもたちも生活環境が変わって慌ただしくて、日中は大丈夫でも、夜中に思い出すし、考えこんじゃう。
でも、そうだね。コタちゃんと小町と姫が「にゃっ!」って言っちゃうね。ありがとう。
ともさんもゆっくり休んでね。