作品紹介『あさはんのゆげ』

創作・執筆

私がwebで小説を書き始めたのは2012年4月でした。その数年後、こちらの作品をオムニバス映画の原案に採用していただけました。

『あさはんのゆげ』

あさはんのゆげ | 恋愛小説
【映画化】私を笑顔にするのも泣かせるのも『あさはん』と彼でした。 7月2日公開オムニバス映画『全員、片想い』の中の一遍『あさはんのゆげ』原案作品。 千葉雄大さん・清水富美加さんW主演、監督・脚本は山岸聖太さん。 彼は夏時雨の日にやって来た。 猫と画材と糠床を抱え、かつて暮らした群馬県の祖母の家に。 食べること...

ちなみに『あさはん』とは群馬県桐生市の方言で『朝ごはん』のこと。

ありがたいことにFMヨコハマさんの『アナタの恋、映画化します。』というコンテストで賞をいただき、オムニバス映画『全員、片想い』の中の一遍『あさはんのゆげ』原案作品となったのです。

千葉雄大さん・清水富美加さんW主演、監督・脚本は山岸聖太さんという豪華さに恐縮した記憶があります。

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私の原案ではキャラ全員の名前に群馬の地名が入っています。

自分の人生がうまくいかないことを田舎のせいにしている多感な少女が、従兄弟と一夏を共に過ごすことになります。

ぬか漬けが趣味の従兄弟は、いらないと言われても朝ごはんを作り続けます。彼との暮らしで少女が少しずつ変わっていく姿を描きました。

ヒロインとヒーローにモデルは特にいませんが、ヒロインの友達の名前は高校時代の大切な友人から名前をいただきました。

従兄弟はボタニカルアートをしているのですが、これは相手の本質や性質を見透かすのが得意という裏設定があります。

ヒロインの名前は『風花』というのですが、名前をつける際に祖母は反対したけれど、母親はそれを振り切って押し通した、つまり子どもへの影響を想像するより自分の意志を通す性格だという設定もありました。

原案と映画版ではまた違った趣きがあると思います。

思えば『web小説』ではなくまだ『携帯小説』と呼ばれていた頃に書いたものなので、改行や文章の短さが携帯で読む仕様になっています。

隙間時間に読める文量ですので、よろしければ読んでいただけたら幸いです。

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