厳しい冬を乗り越え、春のあたたかい日差しが増えるとメダカたちが動き出します。
メダカを増やしたいなら、この時期に準備したいのが『産卵床』!
メダカの飼育を楽しむ上で、産卵床は欠かせないアイテムです。
メダカの産卵床って市販のものはいいけど、もっとコストを抑えたいな
市販の産卵床は価格が高い、または思い通りのサイズが見つからないこともあります。そこで、今回は100均のアイテムを利用して、自作の産卵床を作る方法をご紹介します!
コスパも良く、自分好みの産卵床が作れるので、メダカ飼育がさらに楽しくなりますよ!
メダカの産卵床とは
メダカの産卵床は、メダカが卵を産み付ける場所です。自然環境では、水草や岩の隙間などが産卵床となります。産卵床があることで、メダカは安心して卵を産み、卵も安全に保護されます。
産卵床の形状や材質は、メダカが卵を産みやすく、かつ卵を保護することに適している必要があります。
100均アイテムで産卵床を自作100均には、メダカの産卵床に使えるアイテムが豊富にあります。たとえば、プラスチック製のメッシュ、植物用のネット、水槽用の装飾品などが利用できます。これらを組み合わせることで、簡単かつ低コストで産卵床を自作できます。
実際の作り方
材料:プールスティック、メダカの産卵床
セリアで購入したプールスティックとメダカの産卵床を使います。材料費は200円ほど!
産卵床はシートタイプ。トンネルにできるタイプもありますが、こちらも同様に使えます。台所用の緑のナイロンタワシでも可。
別売りの浮き輪と併せて使用するのですが、今回は浮き輪をプールスティックで代用します。
プールスティックを1.5cmくらいの幅にカットしていきます。
カッターよりも包丁で一気にカットすると気持ちよくスムーズにいきますよ。
プールスティックは120cmあるのでかなりの量になります。産卵床で使いきれなくても、針子や稚魚の隔離ネットを自作するときに使えます!
産卵床の上を少し残して切り込みを入れます。それをくるくる丸めて、プールスティックの真ん中の穴にさしこむだけ。
私が使用した限りでは、差し込むだけでも外れたことはないのですが、不安な方は結束バンドで固定してもいいかもしれません。
イカ足の長さは水槽の大きさや好みで、産卵床の向きを変えて切り込みを入れ、調整します。
トンネルタイプは半分に切って巻き込むと短いイカ足が作れますし、長くしたいときは左のほうをそのまま使えます。
飼育容器に設置する
作成した産卵床を水槽の中に設置します。
水槽の隅に置くことで、メダカが安心して産卵できる環境を作ります。
緑のイカ足の部分に卵を産みつけるので、手で採卵したり、そのまま別容器に移したりします。
なんと1つあたり20円位で産卵床ができちゃいます。コスパ良し!
メダカの産卵床を自作することで、コストを抑えつつ、メダカが快適に産卵できる環境を整えることができます。100均のアイテムを上手に利用して、自分だけのオリジナル産卵床を作ってみてはいかがでしょうか。メダカの飼育がより一層楽しくなること間違いなしです!
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